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MF本田の来年1月のオランダ移籍濃厚に

 日本代表候補の名古屋MF本田圭佑(21)が、来年1月にオランダ移籍する可能性が高くなった。今オフに欧州クラブ移籍を目指し練習参加するクラブとしてオランダ1部のユトレヒト、NAC、VVVなどが候補に挙がっていることが25日、分かった。北京五輪出場を決めたU-22(22歳以下)代表で「悪魔の左足」を持つ本田が、勝負の年に欧州で世界に挑む。

 本田が北京五輪を待たずオランダに移籍する可能性が高まった。1月中にオランダに渡り、1部の中~下位クラブの練習に参加する方向で調整を進めている。候補にはユトレヒト、NAC、VVVなど複数クラブが挙がっている。移籍につながる受け入れ先として「自分の力を最大限に伸ばせて、シーズン途中の加入でも出場機会のあるチーム」という本田の希望に沿って検討中で、決定は渡欧後となる見込み。

 オランダ国内の関係者によると、6月の北京五輪アジア2次予選香港戦(香港)で見事なFK弾を決めた本田の知名度は高く、複数クラブが興味を示しているという。さらに水面下で名門PSVが熱視線を送っていることも分かった。

 現在1部首位でUEFA杯決勝トーナメントも控えるPSVは今季まで名古屋を率いたフェルフォーセン監督が来年1月に就任する。各国代表が在籍し欧州トップ18クラブの連合「G14」にも名を連ねる欧州の強豪だが、長所を知り尽くす指揮官就任とタイミングが重なることもあり、一気にビッグクラブ移籍に発展する可能性もゼロではない。

 ただ、本田は北京五輪を控えておりPSV移籍となれば出場機会が保障されず大きなリスクも伴う。同関係者によると、そのために代理人が移籍へとつながる受け入れ先を同国1部の中~下位クラブに絞って交渉を進めているという。

 現時点で正式オファーはなく、移籍はあくまで練習参加でのアピール次第。複数年契約のオファーを出した名古屋に残るという選択肢も残されてはいる。ただ今季で契約が切れるため海外移籍は移籍金ゼロで可能。名古屋に拘束力はなく、流れはオランダ移籍へと加速することになりそうだ。

[2007年12月26日9時42分 紙面から]

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