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MF本田が退場…名古屋手痛いドロー

激しくボールを奪い合う名古屋MF本田(左)と川崎FのDF佐原
激しくボールを奪い合う名古屋MF本田(左)と川崎FのDF佐原

<J1:川崎F1-1名古屋>◇第23節◇29日◇等々力

 名古屋がアウエー等々力で川崎Fと1-1で引き分けた。前半37分にFW玉田圭司(27)の左足弾で先制。後半は相手の猛攻にさらされ、同23分にはMF本田圭佑(21)がこの日2度目の警告を受け退場、直後には異議を唱えたセフ・フェルフォーセン監督(60)が退席処分となる大荒れの展開。10人で踏ん張ったが、終了間際の同44分に同点弾を許し、痛い引き分けとなった。

 強豪相手に真価が問われる一戦で、勝ち点3奪取はならなかった。終了間際に相手FWジュニーニョに同点弾を浴び、白星は泡と消えた。前節25日大宮戦(瑞穂陸)は連敗を2で止める5-0大勝。FWヨンセン、MF金ら主力をケガで欠く中でつかんだ再浮上へのきっかけを、勝ち点3でより確かなものへとすることはできなかった。

 今季は開幕4連勝以来、連勝がない。GK楢崎は「(ひとつ)勝って満足する雰囲気がある。本当にみんながそう思っているかは分からないし、そうではないと思うけど、結果が出なければそうだということになってしまう」。MF本田も「相手は強い。でも負けたら後がないくらいの気持ちでやる」と約5カ月ぶり連勝への意欲をみなぎらせていたが、結果は出なかった。

 開始から中盤で激しい球際の応酬。前半23分には大ピンチでGK楢崎が相手FWジュニーニョとの1対1をスーパーセーブで阻止。主将が好守でチームを鼓舞した。

 待望の先制点は同37分。MF本田の左CKをニアサイドに流れたFW玉田が左足で反応。オーバーヘッド気味に突き刺した。2試合連続の先制弾。前節の頭でのゴールに続き、またもハイボールに反応。高い技術を持つ玉田だからこその驚弾だった。

 後半は川崎Fの猛攻に防戦一方となった。同23分にはMF本田が2度目の警告を受け退場。2分後には異議を唱えたフェルフォーセン監督が退席処分。ともに次節9月1日G大阪戦(瑞穂陸)でのベンチ入りが不可能になった。代償の大きな展開で何とか勝ち点1は手にしたが、踏ん張り切れなかった。フェルフォーセン監督は「試合としては選手もよくやっていると思う。引き分けという結果もある意味妥当だと思う」と話した。

[2007年8月30日9時46分 紙面から]

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