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トヨタ自動車格下に辛勝/ラグビー

今季初先発を果たしたトヨタ自動車SO広瀬(中央)
今季初先発を果たしたトヨタ自動車SO広瀬(中央)

 社会人ラグビー・トップリーグ(TL)のトヨタ自動車が10日、ホーム・瑞穂ラグビー場で日本IBMとの第3節に臨み37-30で競り勝った。前半29-6で折り返したが、後半は4トライを奪われて7点差まで追い上げられた。格下相手の辛勝にトヨタ自動車フィフティーンは一様に渋い表情を浮かべた。

 前半と後半はまるで違うチームだった。前半はボールを細かくつなぐ、トヨタ自動車らしい展開ラグビーで4トライを奪取。楽勝ムードが漂った。だが、後半に入ると一転…。後半4分にトライを許すと、その後もキックを深くけりこまれて終始、受身にまわった。

 今季先発初出場でフル出場したSO広瀬佳司(34)は「後半はリズムに乗れなかった。堅いゲーム運びをしようと思ったが、それが裏目に出た」と悔しさをにじませた。石井龍司監督(37)も「後半はキックを蹴りこまれて、疲労、フラストレーションがたまった。キック処理が問題」と渋い表情で話した。

 W杯帰りのWTB遠藤幸佑(27)、WTB久住辰也(26)がけがで早々に離脱。開幕からSOを任された2年目の正面健司(24)は左足首のねんざでリザーブメンバーからも外れた。石井監督は「体のケアをできないものは出場させるわけには行かない。残ったメンバーで調子の良い選手を使う」と話した。次節は17日九州電力戦。上昇へ向けて課題を1つ1つクリアするしかない。【桝井聡】

 ○…新外国人・ウイリアム・ライダー(25)が後半36分にWTBとして出場した。短い時間だったが、自慢のステップを披露するなど才能の片りんを見せた。TL開幕から1、2節とも後半から切り札として起用されているが石井監督は「いろんな使い方ができると思うが、SOはないと思う。WTB、FBとしてこのように起用していきたい」と話した。

[2007年11月11日9時43分 紙面から]

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