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トヨタがサントリーに競り負け/ラグビー

- トヨタ自動車は2人がかりでサントリーのアタックを止める
ラグビー・トップリーグ第9節は10日、山梨・小瀬スポーツ公園陸上競技場で行われ、トヨタ自動車が苦手サントリーとの大一番を13-17で落とした。今季リーグ最大のターゲットに対し入念な準備を重ねてきたが、対戦成績は公式戦5連敗となった。再戦するには、プレーオフ圏の4位以内を確定させるのが絶対条件。この日は勝ち点33で3位をキープしたが、強豪との対戦が続く残り4戦で負けられなくなった。
またやられた。トヨタ自動車が苦手サントリーに競り負けた。激しいディフェンスで耐えに耐え6-10とトライ1本で勝利をつかめるきん差のまま、5分の長いロスタイムを迎えた。
しかし、パスミスから勝敗を決定付けるトライを許しジ・エンド。その後、終了間際に途中出場のWTB遠藤幸がチーム唯一のトライを決め、勝ち点1(7点差以内の敗戦)だけは手に入れたが、何より欲しかった勝利は手に入らなかった。朽木英次監督(43)は「今季最大のターゲットとして取り組んできたが、力で乗り越えることができなかった」と目を真っ赤にして悔しがった。
公式戦4連敗中の相手に、プライドをかけて臨んだ。今季からサントリーを率いる清宮克幸監督(39)は、昨季トヨタ自動車が日本選手権でまさかの敗北を喫した早大の指揮官だった人物。金星を配給した悪夢を振り払うため、2月からターゲットは「清宮サントリー」。この試合用のサインプレー、スクラム、ラインアウトなど10カ月以上かけて「秘策」の準備を進めてきた。それだけにショックは大きい。
ただ、これで終わりではない。リーグ4位以内に入りプレーオフに進めば、もう1度雪辱の機会が訪れる可能性は高い。SH麻田主将は「プレーオフのためにリーグ残り4試合頑張って、もう1度サントリーに挑戦したい」と前を向いた。トップリーグ参戦から2季連続4位のトヨタにとって悲願リーグ制覇のためにサントリーは避けては通れない相手。再戦のためにも負けられない戦いが続く。【八反誠】
◆トップリーグめも 創設4年目を迎える今季は14チームで争われ、プレーオフが導入された。まず勝ち点で争われる1回戦総当たりのリーグ戦を行う。勝ち点は勝ち=4、引き分け=2、負け=0。ボーナス点として(1)7点差以内の負け(2)勝敗に関係なく4トライ以上奪取の場合、それぞれ1が加えられる。1試合で得られる最大勝ち点は5。
リーグ上位4チームが来年1月28日の準決勝(秩父宮、花園)に進み、2月4日の決勝(秩父宮)で王者が決まる。また、プレーオフでは国内試合では初めての延長戦が導入される。トライ数が同じで、トライ後のゴール数も同じ場合、前後半各10分を戦う。それでも決着がつかない場合は抽選(決勝は抽選なしで両者優勝)。
[2006年12月11日9時50分 紙面から]
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