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真央、高校生として新たな一歩

中京大中京高の入学式を終え会見に応じる浅田真央
中京大中京高の入学式を終え会見に応じる浅田真央

 フィギュアスケートの浅田真央(15)が7日、中京大中京高(名古屋市昭和区)に入学した。同級生となる新しい仲間とともに入学式に出席し、高校生として新たな一歩を踏み出した。同校ではスケート部に所属し、最大の目標に掲げる2010年バンクーバー五輪に向け力を蓄える。4月中には新プログラムの振り付けのためカナダに渡り、5月14日にはジャパンオープン(埼玉)に出場する。

 新1年生の浅田は中京大中京のブレザー姿で入学式に出席し、正門前に待ち受ける報道陣の前に姿を現した。外は新しい門出を祝うかのような、ポカポカ陽気。満開の桜に負けない、いつもの笑顔で周囲を魅了した。

 浅田 中学校がすごい早くて、今も全然高校生だという感じはしないです。

 ただ、装いは変わった。中学までの制服はセーラー服。ブレザーの新しい制服には、これまでなかったネクタイがある。天才少女もこれには朝から手を焼いたという。

 浅田 ネクタイが難しくて結べないので、練習します。今日はお父さんにやってもらいました。

 1年A組の新しい仲間たちと出席した入学式では、恒例の「歓迎の歌」を聞いた。先輩でトリノ五輪代表の安藤美姫(18)は3年前に「蝶々夫人」に感動し五輪のフリー曲に選んでいる。歌い手は3年前に安藤の心を奪ったソプラノの歌手荒川美穂さん(名古屋二期会)だった。

 荒川さんは、浅田をイメージし今年は喜歌劇『メリーウィドウ』の「妖精ヴィリア」を選択。「氷上の妖精になって欲しい」--こんな思いが込められた歌に浅田も「すごかったです」と魅了された。

 3年間の高校生活は、4年後バンクーバー五輪への大切な助走期間になる。スケートと学校生活の両立は大変だが前向きな姿勢は変わらない。

 浅田 オリンピックは高校卒業してからですけど、高校の3年間が大事だと思う。学校にも楽しく行けて、スケートの方もいい成績を残せるようにもっとしっかり頑張りたい。

 世界を舞台に戦う浅田が、新しい一歩を踏み出した。【八反誠】

[2006年4月8日10時4分 紙面から]


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