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津工ミラクル進撃だ8強だ/高校サッカー

- 決勝ゴールを決め喜ぶ津工MF飯田
<高校サッカー:津工2-1那覇>◇3日◇3回戦◇三ツ沢
3年ぶり2度目出場の津工(三重)が那覇(沖縄)に2-1で競り勝ち、初の8強入りを決めた。DF真田修次(3年)を2回戦の退場による出場停止で欠き、FW前田侑弥(2年)も負傷のため欠場する中、苦境をバネにミラクル進撃。明日5日、「国立切符」をかけ広島皆実(広島)と対戦する。
泥臭く決勝点をもぎ取った。1-1で迎えた後半37分、ゴール前でシュートのこぼれ球に詰めていたMF飯田が反応。体勢を崩しながら、ゴール右下に押し込んだ。「こぼれてくると思った。人生で1番うれしいゴール」。PK戦も頭をよぎっていただけに、駆け寄るチームメートとともに両手を突き上げ喜んだ。
攻守の要を欠いての3回戦だった。DF真田が2回戦の退場により出場停止。2回戦でゴールを挙げたFW前田も左足首の負傷で欠場していた。前日の試合後、落ち込む2人を口々に励ました。「絶対に(スタンドで応援する姿を)テレビに映されるよ。楽しみにしとけ」。決勝ゴールを決めたMF飯田は「(2人のためにも)絶対に勝とうというのはあった」と笑顔で振り返った。スタンドで見守った真田は「信じていた。うれしかった。やってくれたという感じ」とチームメートに感謝した。
初の8強進出を決めた。三重県勢としても03年度の四日市中央工以来の快挙だ。春の高校総体では初戦で敗退。出場48校中、メンバー20人の平均身長が168センチと最も低いチーム。下馬評も決して高くなかった津工が、快進撃を続けている。
明日5日の準々決勝で、優勝候補の一角・広島皆実(広島)とぶつかる。スタンドで見守った真田、前田もそろってスタメン復帰する可能性もある。飯田は「ここまで来たら国立まで行きたい」と力を込めた。藤田一豊監督(51)は「またいい経験ができるね。もう少し暴れさせてもらうよ」とさらなるミラクルを予告した。【桝井聡】
[2008年1月4日9時52分 紙面から]
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