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FC岐阜がJFL昇格かけ敵地宮崎へ

- 敵地宮崎へ向け出発するFC岐阜の選手たち。右から2人目が森山兼任コーチ
FC岐阜(全国地域リーグ決勝大会2位)が17日、来季JFL昇格をかけ敵地宮崎でホンダロック(JFL18位)との入れ替え戦第1戦に臨む。昇格はホーム&アウエー、2戦トータルの結果で決まるため、敵地での初戦に勝てば視界が大きく開ける。選手、関係者は16日、中部国際空港から宮崎に移動した。
FC岐阜が17日の入れ替え戦第1戦に向け、宮崎に飛び立った。中部国際空港に姿を見せた選手たちは、リラックスした表情で搭乗ゲートをくぐった。戸塚哲也監督(45)は「初戦が大事。最初に『こいつら強い。うまい』と感じさせて勝って帰ってきたい。1戦目がすごく大事なゲームになる」と話した。
FC岐阜は、勝つことしか考えていない。今回の入れ替え戦は、2戦終了時に勝ち点で並んだ場合、得失点差で勝者が決まる。J1、J2の入れ替え戦や、欧州カップ戦のようにアウエーゴールを気にする必要はない。戸塚監督は「余計な事を気にしなくていいし、1戦1戦を勝つために戦うだけ」と話した。
FWの森山兼任コーチは、大事な2戦目(23日)をホームで迎えられる日程を歓迎した。「最後に地元の人たちと昇格の喜びを分かち合える。23日はでっかいイベントになると思うよ」。今月1日に第1子となる長女が誕生したこともあり、個人的にも力が入っている。
今月初めに行われた全国地域リーグ決勝大会決勝ラウンド(大分)で黒星発進。1位通過ならJFLに自動昇格していたが、昇格の可能性そのものが消滅するピンチに立たされた。そこから粘り、最終戦で入れ替え戦切符をつかみ取った。戸塚監督は「入れ替え戦はクラブの将来にかかわってくること」と悲壮な決意を胸に秘める。目標とする08年J昇格のため、まず勝って岐阜に戻る。【八反誠】
◆入れ替え戦メモ 第1戦は17日(宮崎・都農町藤見総合公園陸上競技場)、第2戦は23日(岐阜・長良川球技メドウ)。ともに午後1時キックオフ。試合時間は90分(45分ハーフ)で2戦合計の勝ち点で勝者を決める。勝ち点は勝ち=3、引き分け=1、負け=0。同勝ち点の場合は(1)得失点差(2)第2戦終了後30分(前後半各15分)の延長戦(3)PK戦で決着をつける。
◆Jへの道 J1を頂点としたピラミッドはJ2、JFL、そして現在FC岐阜が籍を置く地域リーグとすそ野が広がる。JFL昇格からJ2に昇格(J入会)するためには原則2位以内に入ることが条件。さらに「プロA契約選手を5人以上保有していること」「ホームスタジアムを確保していること」などのJ2クラブ資格要件も満たす必要がある。成績とともに、Jリーグ側の聴聞、調査をクリアして初めてJ2への昇格が決まる。現時点での岐阜の最速Jリーグ昇格は08年。
[2006年12月17日9時45分 紙面から]
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