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宇治山田商・中井、ほろ苦発進/三重大会

- 宇治山田商・中井は松阪戦に先発し4回6安打2失点(撮影・桝井聡)
<高校野球三重大会>◇18日◇2回戦
優勝候補筆頭の宇治山田商が苦しみながら初戦を突破した。プロのスカウト8球団が見守るなか、ドラフト候補の146キロ右腕・中井大介(3年)が先発。4回6安打2失点でほろ苦い夏のスタートとなった。
快速右腕・中井が1本の本塁打で突如崩れた。2-0で迎えた3回。松阪の先頭打者9番・高波瀬篤史外野手(3年)に甘く入った真ん中高めの直球をレフトスタンドに運ばれた。その後も自身のエラーや暴投などで1点を献上し、同点とされた。最速146キロを誇る直球もこの日は140キロと、今ひとつスピード不足だった。
4回を終わった時点で実質上のタオル投入。「コントロールも変化球のキレもなかった。初戦ということで硬さもあったのかもしれない…」。中井は自身のふがいなさに悔しさがにじみ出た。バックネット裏に駆けつけた8球団16人のスカウト陣に熱烈アピールとはいかなかった。それでもソフトバンク山崎スカウトは「体もいい。投打に上積みが期待できる選手」とその素質を高く評価した。
勝負事は絶対に負けたくない。今月行われた高校内のソフトボール大会で素人の投手相手にフルスイングし、ホームランをかっ飛ばした。大会前に野球部員と連れ立って訪れた飲食店では、みんなで1キロカレーを注文して競い合った中で、唯一完食した。
ほろ苦発進となった中井だが、元来の負けず嫌いな性格は健在だ。「このままじゃダメ。修正すべき点を直して次こそは100%に持っていきたい」。堅い決意で次戦でのリベンジを強調した。中井の活躍なくして宇治山田商の4年ぶり甲子園出場は考えられない。【桝井聡】
[2007年7月19日9時16分 紙面から]
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