- 名古屋メニュー
-
- 中日メニュー
-
痛恨逆転負け、タイで敵地へ

- 7回表、逆転を許し投手交代を告げる落合監督(撮影・樫山晃生)
<日本シリーズ:日本ハム5-2中日>◇第2戦◇22日◇ナゴヤドーム
中日の52年ぶり連勝スタートが終盤に消えた。1点リードの7回、不運の連鎖で迎えたピンチを山本昌が乗り切れない。8回には岡本が決定的な2ランを浴びた。今季限りで引退を表明している日本ハム新庄の躍動もあり、痛恨の逆転負け。連勝すれば日本一となった54年以来という絶対的優位も幻に…。敵地にタイで乗り込むことになった落合監督はそれでも「1勝1敗は御の字」と強気な姿勢を崩さなかった。
52年ぶりの日本シリーズ連勝スタートが消えた。ミスが重なっての逆転負け…。重苦しい1敗にも、落合監督は淡々としていた。「1勝1敗で御の字じゃないかな。どうやったって、あと3つ勝たないといけないんだから。今日勝てば残り5試合のうち2つ勝てばというのが残り5つのうち3つになっただけだよ。何の変わりもありません」。そう言ってニヤリと笑った。
1回、名手井端の記録に出ない「失策」で先制を許したのが始まりだった。福留のシリーズ初安打となるソロで2-1と勝ち越しても悪い流れは止まらなかった。5回に無死一、二塁で山本昌がバント失敗でリードを広げることはできなかった。さらに7回には1死から稲葉のゴロを捕球した谷繁の送球をウッズが捕球できない…。これをきっかけに、日本ハムに逆転を許すとはね返す力は残っていなかった。
攻撃のミスも続いた。7回には無死一塁で井上がバント失敗。5回無死一、二塁でも山本昌の三塁線へのバントが八木の好プレーに阻まれ、この日は2度のバント失敗。4度試みてすべて成功させた日本ハムとは対照的だった。それでも「負ける時はこんなもん。ちょっとしたミスが重なって、負ける。ウチの負けの典型的なパターンだったんじゃない」。落合監督は、いつものように薄い笑みを浮かべていた。
10月10日、涙のリーグ優勝決定後、落合監督は寡黙なスタイルに逆戻りした。言葉に敏感なナインへの配慮と、相手への刺激を与えないためのオレ流回帰だろう。しかし、それも戦力に絶対的な自信があればこその選択でもある。
唯一、日本一になった54年のシリーズ連勝スタートは幻となった。タイに持ち込まれての敵地乗り込み。それでも落合監督は「今日は不運もあった。それが野球っていうもんだよ。一言で言えば、今日は勝ち運がなかったということだ。それはシーズンと一緒だよ」と落合節に徹した。52年ぶり2度目の日本一へ。あす24日から始まる札幌での戦いが竜の運命を切り開く。【伊藤馨一】
[2006年10月23日9時50分 紙面から]
最新ニュース
- 荒木が復調へ自信 [23日20:16]
- 中日が敵地・札幌へ移動 [23日15:04]
- 4度目シリーズ山本昌また勝てず [23日09:53](写真あり)
- 福留シリーズ1号も… [23日09:54]
- 立浪不発に「情けない」 [23日09:55]
- 井端が意地の同点弾 [23日09:57]
- リード守れず連勝ならず/第2戦 [22日22:10](写真あり)
- OB杉下茂氏が観戦 [22日18:38]
