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2006年中日優勝特集


オレ竜7冠、日本一へ弾み

 セ・リーグを制した落合中日が、タイトルジャックだ。セ・リーグは16日、全日程を終了。今季のタイトルホルダーが決定した。中日では川上憲伸投手(31)が最多勝と最多奪三振、岩瀬仁紀投手(31)が最多セーブ、福留孝介外野手(29)が首位打者、最高出塁率、タイロン・ウッズ内野手(37)が本塁打王、打点王を獲得した。セの全球団に勝ち越した強さ同様、個人タイトルでも他球団を圧倒。21日に開幕する日本シリーズに弾みをつけた。

 「独占」した栄冠の数々が今年の強さを象徴していた。川上の最多勝&最多奪三振に岩瀬の最多セーブ。さらには福留の首位打者&最高出塁率にウッズの本塁打王&打点王。投打の主要タイトルのほとんどを中日勢が獲得した。投げるべき人がしっかり投げ打つべき人が打つ。投打の大黒柱4人を中心とした戦いで球団史上2位の87勝を挙げた。圧倒的な底力がセ・リーグの優勝につながった。

 02年以来4年ぶり2度目の首位打者を獲得、2冠のウッズと球団では94年のパウエル、大豊以来の「3冠コンビ」を結成。球団史上初の3割、30本、100打点コンビとなった福留はこう話した。「嬉しいです。打点は前の2人(荒木、井端)が出てくれたことが大きい。後ろにタイロン(ウッズ)もいたし、やりやすかった」。この3、4番コンビでチームの669点中248点をたたき出した。

 もちろん、落合野球の基本となる投手の軸も磐石だった。エース川上は夏場の失速こそあったが自己最多タイの17勝、194奪三振で「2冠」。守護神・岩瀬は史上初の2年連続40セーブで昨年に続いてセーブ王を獲得した。川上は言う。「今年は自分のことよりもとにかく優勝したかった。最多勝は結果ですけど、優勝に貢献できて嬉しい」。万全のエースが朝倉、佐藤充ら若手の台頭を呼んだ。

 「(日本シリーズの)40人枠は大体、頭の中にはあるよ。明日(17日)1日、ゆっくりと休んで、それからだな」。全日程を戦い終えた落合監督は淡々と話した。だが、名古屋に残留して練習した大黒柱はすでに先を見据えている。「まだ大きな戦いが残っていますから。頑張ります」と福留が話せば岩瀬は「絶対に日本一になりますよ!」。投打の太い4本柱がチームを52年ぶりの日本一へと導いく。【伊藤馨一】

[2006年10月17日9時50分 紙面から]

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