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2006年中日優勝特集


川相の現役引退を発表

 中日は14日、川相昌弘内野手(42)の今季限りでの現役引退を発表した。同選手は7月20日に出場選手登録を抹消。その後は川相のために特設された「メンタルアドバイザー」としてチームに帯同、リーグ優勝に貢献した。引退後は1軍守備走塁コーチに就任する。今季の本拠地ナゴヤドームでの最終戦となる今日15日の横浜戦で出場選手登録され、引退試合が行われるが、21日からの日本シリーズでの出場選手40人枠入りが決まっている。

 通算532犠打の世界記録を持つ職人が日本シリーズを花道に現役を退く。この日、川相はナゴヤドーム内の球団事務所で西川球団社長から来季の1軍守備走塁コーチ就任を要請され受諾。来季からはコーチとして後進の指導に当たることが決まった。川相は「決断に迷いはなかった。若い子も育ってきたし、今後は常勝軍団になる手助けができればいい。(シリーズ要員のため)自分が戦力として入っていけるため、試合にはあすもあさっても出させていただく」と話した。

 川相は03年オフに巨人を自由契約となり、中日の監督に就任した落合監督の誘いを受けてテスト入団。巨人時代に培ったバントや守備の技術を荒木、井端らに伝授してチーム強化に貢献した。落合監督は「このチームで十分、役割を果たしてくれた。いいコーチになるんじゃないか」と話した。

 ◆川相昌弘(かわい・まさひろ)1964年(昭39)9月27日生まれ、岡山県出身。83年、岡山南高からドラフト4位で投手として巨人に入団。堅実な守備と卓越したバント技術で遊撃手の定位置を獲得。03年オフ、現役引退を撤回して中日にテスト入団。プロ野球記録の通算犠打は米大リーグ記録を上回る532をマークした。巨人時代にゴールデングラブ賞6度、ベストナイン1度。176センチ、75キロ。右投げ右打ち。

[2006年10月15日9時56分 紙面から]

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