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平田が決勝打!さあ後輩・中田と直接対決

- 中日平田は6回、右前に逆転となる決勝2点適時打を放つ
<オープン戦:中日3-1ヤクルト>◇1日◇浦添市民球場
中日平田良介外野手(19)がオレ竜の08年初白星を導いた。1日、ヤクルトとのオープン戦開幕戦(浦添)に3番中堅でスタメン出場。6回無死満塁から右前へ逆転の決勝2点タイムリーを放ち、3-1の勝利の立役者となった。これで実戦7試合連続安打で打率は5割5分6厘。止まらない平田は2日、日本ハムとのオープン戦(北谷)で高校の2年後輩である怪物・中田翔内野手(18=大阪桐蔭)と直接対決を迎える。
勢いに乗っている男には自然とチャンスがめぐってくる。1点を追う6回、無死満塁となったところで平田に打順がまわってきた。ヤクルトの先発候補・館山に食らいついてカウント2-3。最後はやや真ん中に入った直球を逃さず、右方向へ打ち返した。
「狙って打ったわけじゃなく結果的に右に飛びました。僕は1軍の選手じゃないのでアピールしていくしかない。今日はアピールになってよかった」
この一打で2者が生還して2-1と逆転した。1点を追加したチームは3-1で勝利。オープン戦ながら08年の初星をもたらしたのは平田のバットだった。この日は4打数1安打2打点。これで練習試合、紅白戦を含めて実戦7試合連続安打となり、打率は5割5分6厘と勢いは止まらない。
キャンプ中、選手の評価などをコメントしなかった落合監督はオープン戦の開始前、チーム状態について問われると「こんなもんだろう。試合後も同じことを言うぞ」と宣言。言葉通り、試合後は「試合前と同じ」と話しただけ。競争の最中であるため、選手の評価を積極的に口にしないが、指揮官の脳裏には平田の活躍がしっかりインプットされている。すでに開幕1軍は内定。開幕スタメン争いも視野に入ってきた。
また平田にはもう1つ、燃える要素がある。今日2日は日本ハムとのオープン戦(北谷)。日本ハムといえばキャンプの話題を独占している怪物ルーキー・中田がいる。大阪桐蔭の2年後輩で、オフには母校でともに自主トレも行った間柄。中田は自分の前に4番を打っていた平田を尊敬しているという。
ヤクルトとのオープン戦後、報道陣に囲まれた平田は自ら「明日は後輩もいますし、しっかりアピールできたらいいなと思います」と後輩中田への意識を口にした。中田が本塁打を放ったと聞くと「そうですか。調子いいですね」と笑顔で反応。これまで中田に関するコメントはなるべく避けていた平田が、積極的に中田の名前を言葉にした。今日北谷で実現する直接対決-。平田が先輩としての意地を見せつける。【鈴木忠平】
[2008年3月2日9時56分 紙面から]
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