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オレ流宣言、08年開幕スタメンもう決めた

- 中日落合監督はキャンプインで会見を行う(撮影・清水貴仁)
開幕スタメン、もう決めた! 昨季53年ぶり日本一を達成した中日の沖縄キャンプが1日、北谷、読谷の両球場でスタートした。連続日本一を目指す就任5年目の落合博満監督(54)は初日にいきなり「ポジションは8つ埋まっている」と発言。あえてレギュラーを“発表”することで主力選手の自覚をうながした。
事実上の“開幕スタメン発表”だった。北谷球場で行われた歓迎セレモニー終了後、報道陣に対応した落合監督は明確に言った。
「ポジションは8つ埋まっています。若手は主力の3倍、4倍の練習をしないと。今のうちの主力級を抜くのはたいへんだ。うちの場合レギュラーとそれを追う選手の力の差がある」。
8つとは投手を除いた全ポジションということになる。キャンプ初日のスタメン発表-。それがだれなのかは直後のシートノックで見えた。左翼にFAで獲得した和田、中堅には森野、右翼に李…。遊撃・井端こそ体調不良のため守備にはつかなかったが、昨季から主力を務める選手たちが定位置へと散らばっていた。途中から森野が中堅から三塁にまわったが、それ以外はほぼ変更なし。まさに今季のスタメンだった。
「もう1度レギュラー陣には技術の精度を上げてもらいたい。そうじゃないと(ペナントレースを)勝ち抜くのは難しい」。
昨季若手を1軍北谷球場に集めてサバイバルレースを展開させた指揮官にとって、この日の発言は異質に聞こえる。だがそこには主力選手に自覚をうながす狙いがある。昨年は主力を2軍読谷球場で“放任”し、シーズンで期待する動きができていなかったという。若手選手の反骨心をあおる狙いもあるとみられるが、ターゲットはあくまで主力というわけだ。
「昨季はこっちが思っている以上のミスが出ていた。ある程度、監督が見ていないと選手は不安だろう。見ているようで見ていない。見ていないようで見ている。その目が必要だ。だから見ているだけ。バットを持つことはありません」。
キャンプ名物となったオレ流ノックの封印も宣言。言葉通り、初日からひたすら選手を観察した。午前中のシートノックから一塁ベンチに姿を見せ、午後のピッチング練習でも全投手が投げ終わるまでブルペンに腰を下ろした。メーン球場でフリー打撃が始まると再び一塁ベンチへ。日が沈む午後6時まで、常に選手の視界にいた。
落合監督の厳しい視線を受ける8人が無事に開幕を迎えることができるのか。例年とはひと味違うオレ竜キャンプが幕を開けた。【鈴木忠平】
[2008年2月2日9時54分 紙面から]
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