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中日岐阜城北・伊藤、近大・巽リストアップ

今秋のドラフトで中日が注目している岐阜城北・伊藤
今秋のドラフトで中日が注目している岐阜城北・伊藤

 中日は13日、ナゴヤ球場で今年最初のスカウト会議を行い、岐阜城北の大型右腕・伊藤準規投手(2年)、近大の本格派右腕・巽真悟投手(3年=新宮)らを上位候補にリストアップした。今年のドラフトでは投手陣の世代交代と、エース川上,岩瀬らがFA流出する可能性があることも踏まえて次代の柱となる逸材の発掘に重点を置く方針を固めた。

 午後1時すぎから2時間以上にわたるスカウト会議を終えた中田スカウト部長は、候補選手の名前が載った極秘資料を手にこう話した。「今年は昨年に比べて有望な選手が多い」。豊作の逸材の中から90人をリストアップし、1位候補として13人から14人挙げた。その中から真っ先に名前が挙がったのは地元・岐阜城北の伊藤だった。

 「これという選手はまだ決めていないが、まずは岐阜城北の伊藤くんかな」。伊藤は最速146キロの本格派右腕で、185センチの長身に加えて潜在能力の高さが評価されている高校生屈指の好投手。素材のよさに加えて地元・愛知県出身という点も、地元ファンにアピールする上で欠かせない要素だ。

 さらに関西大学球界NO・1と言われる近大・巽も1位候補に挙がった。巽は最速149キロの右腕で昨春の関西大学野球リーグ戦でノーヒットノーランを達成。阪神も上位候補に挙げている。他にも関西国際大の榊原諒投手(3年=中京)、伊原正樹投手(3年=岡山共生)、岡山・倉敷高の宮本武文投手(2年)が上位候補に名を連ねた。

 「力のある選手が抜けた場合にチームがどうなるのか。チームの方針によるけど将来的に柱になれる逸材を獲りたい」と同スカウト部長が言ったように主力選手が30歳を超え、世代交代の時期が近づいている。また昨年の岩瀬、平井に加えて順調なら今季中に川上、井端、荒木がFA権を取得する。そんな状況から特に今年のドラフトはポスト川上、岩瀬となれる逸材の獲得も見すえていくことになりそうだ。【鈴木忠平】

 ◆伊藤準規(いとう・じゅんき)1991年(平3)1月7日、愛知県稲沢市生まれ。片原一色小2年の時に硬式「稲沢リトル」で野球を始める。小5で本格的に投手に専念。明治中時代はヤングリーグの硬式「西尾張ドリームス」でプレー。3年時にエースとして全国グランドチャンピオン大会に出場。岐阜城北では1年夏からベンチ入り。185センチ、73キロ。右投げ左打ち。

 ◆巽真悟(たつみ・しんご)1987年(昭62)1月10日、和歌山県東牟婁郡生まれ。小学2年生のときに古座川コンドルスで野球を始める。古座中学時代は主に中堅手で和歌山県大会3位の原動力に。新宮高2年の夏から本格的に投手へ転向。夏の和歌山大会ベスト8。近大入学後は2年春からベンチ入り。昨春のリーグ戦でノーヒットノーランを達成。182センチ、67キロ。右投げ左打ち。

[2008年1月14日9時34分 紙面から]

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