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山内感激初対面、ノリに真っすぐ勝負宣言

中日山内は笑顔で練習を行う
中日山内は笑顔で練習を行う

 ノリさんの胸を借りたい! 中日の大学・社会人ドラフト1巡目の山内壮馬投手(22=名城大)は11日、ナゴヤ球場で新人3選手とともに合同自主トレをスタートさせた。練習中に、あこがれの中村紀洋内野手(34)と初対面。キャンプ中のシート打撃での対決を熱望し、真っすぐ勝負を宣言した。

 あこがれの人との対面が、思わぬ形で実現した。練習開始から約1時間後、ナゴヤ球場に、今年初めて中村紀が姿を見せた。恐縮する新人選手の中で山内も、また同じだった。深々と頭を下げてあいさつすると「頑張れよ」と激励された。

 山内は他の新人3選手とともに名前と背番号が入ったビブスを着て、昼食を挟み約3時間の練習を行った。キャッチボールなどのあとに、ポール間を30往復のメニューは、予想以上にハード。「初日で気合を入れていったんですが、えらかった(疲れた)。体は動かしてきたんですけど…」。苦笑いで振り返ったが、中村紀との初対面に心は弾んでいた。

 幼少の頃から大の中日ファンである山内にとって、昨年の中村紀復活ストーリーは忘れられない思い出の1つだ。日本シリーズは家族そろって応援に駆けつけた。日本一を決めた第5戦はブラウン管越しに観戦したが、MVP中村紀の涙は頭に焼き付いている。「オーラがあってすごかった。迫力があった。同じグラウンドに立っていていいのかなと思った」と話した。

 それでも、ここからが並のルーキーとは違うところだ。「機会があれば、シート打撃で対戦してみたいですね」と対戦を熱望。しかも「ストレートで勝負します」と真っ向勝負を予告した。あこがれの人との対戦を夢に描き、ペースを上げていく。【桝井聡】

 ◆山内壮馬(やまうち・そうま)1985年(昭60)7月1日、愛知県豊田市生まれ。梅坪小3年で野球を始める。梅坪台中では軟式の「猿投クラブ」に所属。杜若高(愛知)では3年夏に背番号10で、長谷部康平(愛工大)と2枚看板を形成したが、準決勝敗退。甲子園出場経験はなし。名城大では1年春にリーグ戦初登板。昨秋大学・社会人ドラフト1巡目で中日入団。最速147キロ。181センチ、77キロ。右投げ右打ち。

[2008年1月12日9時50分 紙面から]

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