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秋季C打ち上げ。最後にオレ流ムチ!

落合監督(左)は練習中、高橋(中央)らにゲキを飛ばす
落合監督(左)は練習中、高橋(中央)らにゲキを飛ばす

 最後はオレ流のムチで締めくくった。中日は23日、ナゴヤ球場で行っていた秋季キャンプを打ち上げた。「まだ体力がない選手が多い」という落合博満監督(53)は、練習の終わりに6年目左腕・高橋に“2時間走”を命じ、来季の台頭を期待する若手選手たちに無言のゲキを飛ばした。

 練習を見守っていた落合監督が突然、通告した。「アキフミ(高橋)、この火が消えるまで走ってろ!」。ベンチに置かれた火鉢にはどっさり木炭が入っていた。それが消えるまで2時間2分、高橋は真っ暗になったグラウンドを走り続け落合監督は見守った。

 「アイツは1番体力がない。すごい球投げるのに1カ月しかもたないんだもん。来年は2カ月持ってもらわないとな」。若手の体力不足を指摘した落合監督はその中で最も顕著な高橋に特別メニューを課した。それはその光景を目撃していた選手全員に対するメッセージだった。「この12月、1月をどう過ごすか。なんでオレがこんなことを言うのか。アイツらが(野球を)辞めたらわかるよ」。オフの過ごし方が来季の成績に直結する。就任以来、言い続けてきたことだ。

 さらに来年8月には北京五輪が行われる。日本代表が出場となれば川上、岩瀬荒木、井端、森野ら主力が召集される可能性が高い。すでに全面協力する方針を明言しているだけに、落合監督は「いるメンバーで戦うしかないだろう」。主力不在の中で戦うには若手の底上げが不可欠。セ・リーグ、日本シリーズの完全制覇を狙う来季へ向け、しっかりとムチを入れた。【鈴木忠平】

[2007年11月24日9時41分 紙面から]

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