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川上、星野ジャパン初登板は「老かいに」

キャッチボールする川上憲伸(撮影・浅見桂子)
キャッチボールする川上憲伸(撮影・浅見桂子)

 中日川上憲伸投手(32)が、22日の壮行試合オーストラリア戦(ヤフードーム)で先発することが21日、決定した。10月30日の日本シリーズ初戦から中22日の実戦で、星野ジャパンでは初登板。星野監督からは「とにかくゼロに抑えてほしい」とノルマを設定された。川上は本来の剛球スタイルに固執せず、無失点とチームの勝利だけを目指す姿勢を見せた。

 満を持して迎える星野ジャパン初登板。燃える闘志がにじみ出た。川上は、グラウンドに向かう地下駐車場に、半そで姿で現れた。11月下旬の冷たい風が吹き抜ける道を、背番号「11」の日本代表ユニホームを着たままで歩を進める。「ここは寒くないから」。ほとんどの選手が防寒用に日本代表ジャージに身を包む中では異例の光景だった。

 燃える川上に星野監督からはノルマが設定された。21日の会見で「(川上には)とにかくゼロに抑えることを期待している」と無失点指令を飛ばした。12月のアジア予選では、複数チームが勝敗で並んだ場合、得失点差で優劣を決することになる。余計な失点は禁物だけに、川上に無失点ピッチングを求めた。

 星野監督の意図は川上も十分理解している。「老かいに投げたい」と結果にこだわる姿勢を示した。唯一の懸念材料は慣れない国際球の感触だけ。「ブルペンでは投げると手になじんでくるが、試合になるとどうか…」。川上が、星野監督のノルマをクリアして「五輪モード」への切り替えを完了する。【益田一弘】

[2007年11月22日9時31分 紙面から]

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