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井端、セ遊撃初の4年連続W受賞

ベストナインの楯を手にする中日井端。左は巨人小笠原、右はヤクルト青木
ベストナインの楯を手にする中日井端。左は巨人小笠原、右はヤクルト青木

 中日井端弘和内野手(32)が「セ界の名手」の証しを手に入れた。20日、福岡市内で開かれた「プロ野球コンベンション2007」で4年連続となるセ・リーグ遊撃手部門のベストナインを受賞。井端はゴールデングラブも4年連続で受賞しているが、セ・リーグの遊撃手で4年連続の「ダブル受賞」は史上初の快挙となった。オレ竜の職人が歴代の名手に肩を並べた。

 井端が、球史に残る「名遊撃手」の証しを手に入れた。この日、セ・リーグの遊撃手部門でベストナインに選出され、守備力を評価されるゴールデングラブ賞とともに、4年連続でダブル受賞を果たした。これは遊撃手ではセ・リーグ初の快挙。守備はもちろん、足、打撃、リーダーシップのすべてを満たしていることを証明した。オレ竜の職人が、セ界の歴史に残る金字塔を打ち立てた。

 朗報を聞いた井端は「連続でいただいているのが、うれしいです。選んでいただいた方に感謝したいですね」と素直に喜びを口にした。2位の巨人二岡を100票上回る140票で文句なしの選出。今季は144試合全試合に出場、打率もチームトップの2割9分6厘をマーク。攻守でチームを引っ張り、53年ぶりの日本一に大いに貢献。アジアシリーズでも勝負強さを発揮してMVPを獲得した。

 コンスタントに活躍することに意味がある。井端は現在、連続試合出場を「574」に伸ばしている。フルイニング出場は5月13日巨人戦の負傷交代で途切れたが、プロとして試合に出続けることにこだわっている。ゴールデングラブ賞受賞時も「もっとうまくなりたい」とどん欲に話した。身長173センチは小柄な部類。おう盛な向上心と精神的な強さが“鉄人・井端”を支えている。

 遊撃部門での4年連続のダブル受賞は、セ・リーグ初。パ・リーグでも阪急大橋穣の5年連続が最長記録となっている。ベストナイン単独としても、セ・リーグでは阪神吉田義男の6年連続、横浜石井琢郎の5年連続に次ぐ記録になる。いずれも球史に残る名手ばかり。歴史に名前を刻んだ井端の次の戦いは12月の北京五輪予選。星野ジャパンの五輪出場に貢献する今年最後の大仕事が残っている。【益田一弘】

[2007年11月21日9時52分 紙面から]

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