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アジアも2位から逆襲、オレ竜苦闘制しV

- アジアシリーズを制し胴上げされる中日落合監督(撮影・水谷安孝)
<アジアシリーズ:SK5-6中日>◇11日◇決勝◇東京ドーム
中日が、苦闘の末にアジア王者となった。アジアシリーズ予選リーグ初戦で敗れたSK(韓国)と再戦となった決勝。8回に岡本が同点2ランを浴びたが、9回に井端弘和内野手(32)の中前適時打で勝ち越し、最後は守護神・岩瀬仁紀投手(33)が3人でピシャリと締めた。セ・リーグ2位から53年ぶりの日本一となったシーズン同様、予選2位からの優勝でロッテ、日本ハムに続く日本勢3連覇を成し遂げた。同シリーズMVPは井端が獲得した。
再び落合監督の体が、宙に舞った。53年ぶりの日本一から10日。球団初の国際大会でアジア王座をつかんで4度舞った。落合監督は「この重圧はペナント、日本シリーズとは違った。この4試合でアジアの力はほとんどないくらいじゃないですか。各国のリーグ王者はやっぱり強い。今は勝ってホッとしている」と胸をなで下ろした。
シーズン同様、苦しい戦いだった。予選リーグ初戦で敗れたSKとの雪辱マッチ。初回に先発山井が2失点。同シリーズで4試合連続の先制点を許す展開となった。井上のソロ、李の2ランなどで一時は5-3とリードしたものの、8回に岡本が同点2ランを浴びた。
だが9回2死二塁から井端が中前適時打を放って勝ち越し。最後は守護神・岩瀬がキッチリ締めた。落合監督は「できることなら岩瀬を使わないでおきたかった。ただいっぱい、いっぱいで、本人が行くというので任せた」。最後まで接戦だったが、日本勢3連覇を果たした。
ペナントレースは2位だった。「負けた悔しさがあったんでしょう」。アジアシリーズも日本勢初黒星を喫する屈辱的なスタート。落合監督はすぐに先発メンバーの入れ替えを敢行、4試合で同じスタメンは1度もなかった。選手の競争意識を刺激して、逆襲の3連勝。「こうやって1年間やってきたから」と口にした。
日本一とアジアの2冠達成だが、「リーグ優勝をしたかったなあという気持ちがある。やるからには完全優勝しないとダメだ」。2年契約のラストイヤーとなる来季はリーグ、日本、アジアの3冠を狙う。【益田一弘】
[2007年11月12日9時52分 紙面から]
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