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53年ぶり日本一へ、オレ流非情さい配貫く

- 中日落合監督はクライマックシリーズ突破から一夜明け、新聞に目を通す
中日落合博満監督(53)が、非情さい配を貫き日本一を勝ち取る。クライマックスシリーズ(CS)5連勝突破から一夜明けた21日、東京都内の自宅前で「リーグ優勝とCSは別物だ。勘違いしてはいけない。日本シリーズの出場権が手に入っただけだ」と話した。27日に札幌ドームで開幕する日本シリーズの相手は昨年敗れた日本ハム。厳しい言葉で自らを戒めた。
CSでは勝つために、非情とも言える策をとった。第1ステージからの5試合に送り出した先発は川上、中田、小笠原の3人だけ。巨人との第2ステージでは小笠原の奇襲先発で先勝すると、中5日で川上、中田を投入。第1ステージで先発しなかった朝倉と山井が控えていたが、登板機会を与えなかった。
守護神・岩瀬は3夜連続で8回途中から投入した。阪神との第2戦も含めてCS4試合で挙げたセーブは、すべてイニングをまたいだ起用による。中継ぎ投手が打たれて試合の流れを失うことを嫌い「最も信頼できる投手」にあえて無理をさせた。中継ぎ陣のプライドは二の次だった。野手も過去の実績を度外視し、レギュラーシーズンで3試合しか出場していない2年目の平田を先発で使い続けた。
落合監督は04年、06年の日本シリーズ敗退で「短期決戦に弱い」と言われてきたが、非情さい配に徹する今年は違う。この日は「今日は休み。野球は考えていない。まだ(日本ハムの)資料が届いていないもの。資料に目を通してから考えます」と話した。53年ぶりの日本一へ、23日の練習再開から動きだす。【益田一弘】
[2007年10月22日9時51分 紙面から]
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