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恐怖の8番谷繁、今度は会心弾

中日谷繁は7回、左翼席へ本塁打を放ち、一塁手前で雄たけびを上げる
中日谷繁は7回、左翼席へ本塁打を放ち、一塁手前で雄たけびを上げる

<クライマックスシリーズ:巨人2-4中日>◇セ第2ステージ◇20日◇東京ドーム

 中日谷繁の1発が勝利への流れを決定付けた。3-2で迎えた7回、高橋尚のスライダーを上手くすくい上げた打球は、左翼席へと吸い込まれた。「体が上手く反応してくれました。うまいこと打てましたね」。会心にひと振りに、ベテランはニヤリと笑った。シーズンでは規定打席到達者中最下位の2割3分6厘だったが、CSでは19打数10安打、打率5割2分6厘と大変身。バットでもチームをひぱった

 もちろん、本業の守りでも投手を引っ張った。この日は中田を強気の内角攻めでグイグイ引っ張った。初戦の小笠原、2戦目の川上に続いて巨人打線を完全に封じ込んだ。「シーズンでやってきたことが頭に入っていたからかもしれませんね」。修羅場をくぐり抜けてきた経験が、大舞台で生きた。3度目のFA宣言をした05年に話した「このチーム(中日)で日本一になりたい」と話した言葉の実現へ、ベテランがフル回転する。

[2007年10月21日9時54分 紙面から]

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