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中田、奪三振タイトルかけ最終登板

ナゴヤドームで調整した中日中田(撮影・清水貴仁)
ナゴヤドームで調整した中日中田(撮影・清水貴仁)

 中日中田賢一投手(25)が初のタイトル奪取をかけて今季最終登板に挑む。6日ヤクルト戦(神宮)の先発が予想される中田は現在169奪三振でトップの巨人内海の180個に次ぐ2位。11個以上三振を奪えばタイトルが手に入る。次代のエース候補が阪神とのクライマックスシリーズ(対阪神・ナゴヤドーム、13日から)に向けて弾みをつける。

 中田は今季を締めくくる登板へ向け、他の投手陣とともにナゴヤドームで調整を行った。そして高まる「奪三振王」への期待にはこう答えた。

 「タイトルは意識せずにやりますよ。取れないと思っていますから。取れるといいですけどね…」。

 チームでは昨年の川上に続く奪三振王のタイトルへのノルマは最低11個。ハードルは高い。だが、いつものボールさえ投げられれば…。中田は密かな自信は持っている。

 「(クライマックスシリーズへの)調整登板という意識はないです。僕はそんな投手ではないですから。いつも通り全力で投げるだけです。数カ所、確認したいポイントもありますから」。

 一方で、すでにほぼ確定している“タイトル”がある。与四球王と暴投王だ。奪三振王を目指す中田のピッチングは常にこの不名誉な記録と紙一重。それをシーズン最終登板で払拭したいという思いは当然ある。

 「球数を少なくすることと、やはりコントロールですね。フォークも高ければ打たれますから」。

 レギュラーシーズン終了後の13日からは、3位阪神とのクライマックスシリーズが控えている。今季ここまでチーム最多の13勝。入団以来、阪神戦8勝2敗という抜群の相性を誇る“虎キラー”は間違いなく先発を任せられるだろう。

 思えば9月28日、甲子園で中田が阪神林にフォークを右翼席に運ばれた。あの1球に泣いて自力優勝は消滅した。クライマックスシリーズではその借りを返すチャンスがくる。最後まで全力で駆け抜けた先に初のタイトル、阪神へのリベンジ、そして日本一への道も見えてくる。【鈴木忠平】

[2007年10月6日9時23分 紙面から]

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