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天敵2人にやられた…オレ竜首位陥落

中日落合監督は7回、投手交代を告げ野手陣とともにマウンドへ
中日落合監督は7回、投手交代を告げ野手陣とともにマウンドへ

<中日0-5広島>◇23日◇ナゴヤドーム

 ため息が何度もドームにこだました。8安打を放ちながら9残塁で今季9度目の零封負け。あと1本、あと1本と願ううちに点差は広がり、連勝は3で止まった。「もったいない? たられば、は言うな。そんなこと言ったら144試合勝つ。そろそろ頭を切り替えろ」。落合監督はこれだけ言うと会見を打ち切った。

 勝敗を分けた差。そこにいたのが2人の天敵だった。1人目は広島先発大竹。初回1死一、三塁のチャンスにウッズが併殺に倒れた。続く2回1死一、二塁では谷繁のライナーが右翼正面をついた。7回には2死満塁としたが、中村紀が遊ゴロ。「野球とはこういうもの。大竹はすべてよかった」とウッズは言った。プロ初完封を許し、今季6試合で1勝4敗。相性の悪さはこの日も同じだった。

 もう1人は前田智だ。1点を先制された後の4回、小笠原の甘く入った直球を右翼席へ運ばれた。さらに8回には3番手高橋からも直球を右翼席へ。1点差から3点差、3点差から4点差へ。オレ竜にグサリと突き刺さる2発だった。落合監督が認める数少ない天才はこれで中日戦では打率3割3分3厘、6本塁打、17打点。15発のうち1/3以上を稼いでいる。残り10試合。広島とは3試合を戦う。連覇へこの天敵たちを克服することが急務だ。

 2位巨人が勝ったため、21日に返り咲いたばかりの首位の座から陥落。24日からは敵地で巨人3連戦、阪神2連戦が控える。痛い星を落としたが、24日の試合で巨人に勝ち、阪神が横浜に負けまたは引き分けると優勝へのマジックナンバー「7」が点灯するだけに気落ちしている時間はない。球団初の連覇へ向けて、まずは首位巨人との直接対決に全力を注ぐ。【鈴木忠平】

[2007年9月24日9時50分 紙面から]

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