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竜2軍、今日こそVだ

- 中日2軍の投手陣は試合後、厳しい表情をみせる(撮影・清水貴仁)
今日こそVだ--優勝を秒読みとしている中日2軍は17日、ナゴヤ球場でウエスタン・リーグの阪神22回戦を戦い、2-8で逆転負け。この日サーパスが広島に敗れたため、阪神に勝っていれば本拠で3年ぶり14度目Vが決まっていたが、2点リードの8回に一挙8失点し、胴上げはお預けとなった。18日に北神戸でサーパスに勝ち、阪神がソフトバンクに敗れると優勝が決まる。
優勝まで、まさに秒読みに入った8回にドラマが暗転した。この日の優勝の条件は中日が勝ち、他球場(由宇)でサーパスが広島に負けるか引き分けることだった。中日は7回まで2-0でリード。先発川井は7回まで阪神に三塁を踏ませず散発3安打の快投を演じていた。
8回の守りを前に、場内アナウンスでは、サーパスが8回途中2-3で負けていると報じられた。祝日に胴上げを見ようと詰め掛けた3747人の観衆が一気に沸いた。さあ、あと2回。しかし直後に「疲れもなかったし、意識もしなかった」という川井が崩れた。
自らの失策で傷口を広げて招いた無死満塁から2連打を浴び同点に、代わった小林も簡単に中前に弾き返され、勝ち越しを許す。3番手S・ラミレスも踏ん張り切れず、打者12人の猛攻を受け一挙8失点。歓喜の瞬間は持ち越しとなった。
「(川井は)7回までは完ぺきだったんだけどね」と苦笑いした辻2軍監督は、優勝の2文字は将来の中日を担う若手が乗り越えてつかみ取るしかないと強調し、奮起をうながした。「こういう経験はウチしかできない。マジックが出て緊張感の中で力を出すというのは本当にいい経験になる。マジックというのは勝って減らさないと。相手の負けを計算していたら、痛い目に遭う」。
兄貴分はセ・リーグで巨人、阪神と史上まれに見る大混戦を演じている。兄さんお先に--とばかりに、18日にも優勝を決め「兄弟V」に向け、最高の報告をしたいところだ。
[2007年9月18日9時45分 紙面から]
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