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福留ショック?岩瀬捕まりオレ竜不安1敗

9回、3失点で降板する岩瀬(中)、右は落合監督(撮影・清水貴仁)
9回、3失点で降板する岩瀬(中)、右は落合監督(撮影・清水貴仁)

<中日5-8阪神>◇24日◇ナゴヤドーム

 重苦しい敗戦を象徴していた。5-5の9回1死二塁。岩瀬が打たれた。代打狩野への初球をはじき返された。白球は前進するセンター李の前にポトリと落ちた。鳥谷がかえって勝ち越しを許すと、2死一、二塁からシーツに右越えタイムリー二塁打でさらに2失点。ぼう然とする岩瀬を見て、ベンチを出た落合監督は、守護神に交代を告げた。

 岩瀬の阪神戦での失点は04年以来3年ぶり。絶対の強さを誇った虎キラーの牙城が崩れた。球団史上初の連覇へ向けて再スタートの後半開幕戦で16日の3分の2イニング5失点に次ぐ3分の2イニングで3失点KO。「岩瀬が打たれる分にはいい。そこまでしっかりとつないでいるということだから」と落合監督は話したが、痛い失敗だった。

 この日の試合前、右ひじを痛めていた福留が出場選手登録抹消。「3番右翼」の代役は、打線では井端、守備では井上が務めたが簡単に埋めることはできなかった。守備では4、8回には記録に出ない「ミス」が出た(記録はいずれも三塁打)。攻撃でも14残塁とつながりを欠き、終盤の逆転を許した。「福留がいれば…」。そんなため息が聞こえてきそうな敗戦だった。

 「(福留不在は)まるっきり関係ない。いなくても去年も04年も勝ってきた。1カ月2カ月いなくても野球が止まってくれるわけじゃない。いる選手が自分の仕事をすればいい」。落合監督は、薄い笑いを浮かべながら淡々と話した。2位巨人も敗れたため、その差「1」は変わらない。だが福留不在に岩瀬の不振…。勝負の夏場を前に不安の残る1敗だった。【伊藤馨一】

[2007年7月25日10時0分 紙面から]

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