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オレ竜連覇へ試練…福留、最悪手術も

 右ひじを痛めている中日福留孝介外野手(30)の長期離脱が24日、確実となった。前日23日に名古屋市内の病院で検査を受けた福留はこの日、ナゴヤドームで落合博満監督(53)ら首脳陣と今後について話し合い、出場選手登録を抹消された。痛みの原因となっている遊離軟骨除去手術を受ける可能性もあり、最悪の場合は今季絶望となる。福留を欠くオレ竜は、守護神岩瀬が打たれる痛恨の逆転負けで、後半戦初戦を落とした。

 右ひじは、予想以上の重傷だった。福留はナゴヤドームで首脳陣と今後について話し合い、出場選手登録を抹消され午後3時すぎに車に乗り込んで球場を後にした。今後の見通しについては「わからない」と口を閉ざした。1日でも早い復帰を? と問われると「そうですね」とだけ話した。

 落合監督は福留の抹消について「痛いものは使わない。それはチームの方針。しっかり治さないと」と説明した。また現場サイドから報告を受けたという西川球団社長は「なるべく早く戻ってほしい。本人次第だけど手術はしない方向だと聞いている」と話した。

 だが、関係者によれば痛みの原因である遊離軟骨を除去する手術を受ける可能性もあるという。そうなれば、全治まで2カ月程度かかる見込みで、今季中の復帰は絶望的となる。同関係者は「もう今季はプレーしないかもしれない」とも話しているだけに、今後については流動的だ。

 福留は今季途中から右ひじの痛みを抱えていた。16日ヤクルト戦(ナゴヤドーム)からスタメンを外れ、ファン投票で選出されたオールスターでも代打で1打席に立ったのみだった。球宴後も痛みが引かず、前日23日に名古屋市内の病院で検査を受け、遊離軟骨が原因であると判明していた。

 巨人と1ゲーム差の首位で前半戦を折り返した中日にとっては、痛い離脱だ。昨季セ・リーグのMVPと首位打者を獲得した福留は今季も3番・右翼として前半戦81試合に出場。打率2割9分4厘、13本塁打、48打点の成績を残していた。4番ウッズとともにチームの得点源であるだけでなく、強肩と俊足を生かした外野守備も落合野球に欠かせない武器だった。

 今後について流動的な部分を残しているが、チームが福留不在での戦いを余儀なくされることは事実。現状では福留の代役を務められる選手は見当たらず、球団史上初の連覇を目指した後半戦に大きな影響を及ぼすことは必至。チームは正念場に立たされた。

[2007年7月25日9時58分 紙面から]

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