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闘志むき出し、李が復活へ本格始動/2軍

- 2軍調整中の中日李炳圭はサーパス戦に出場する(撮影・清水貴仁)
<ウエスタン:中日2-5サーパス>◇16日◇ナゴヤ
2軍落ちしている中日李炳圭(イ・ビョンギュ)外野手(32)が復活に向け本格始動した。15日、初の2軍戦となるサーパス戦(ナゴヤ球場)に1番中堅でフル出場。中堅守備で中前へのライナー性の当たりに飛び込むなど、気迫を表に出すスタイルへイメージチェンジした。打撃は4打数0安打に終わったが、試合後に特打を行うなど打撃改造に意欲を見せた。試合は2-5で敗れた。
李が「韓国最高の打者」のプライドをかなぐり捨てた。6回1死一塁の中堅守備。サーパス3番牧田の中前へのライナー性の当たりに飛び込みローリングキャッチ。体を張った泥臭いプレーでアウトを1つもぎ取った。1軍では「緩慢」ととられかねないプレーを見せたり「覇気がない」と言われることもあった。そんなスタイルを一変させた。
打撃は4打数0安打に終わったが、前向きだった。試合後、あたりまえのように30分の特打を敢行。辻2軍監督の身振り手振りの指導を受けながら、打撃フォーム改造に取り組んだ。目的は、上体だけで打つ欠点を矯正すること。汗だくになりながら、いったん軸足に体重を乗せてから打ちにいく練習を繰り返した。「試合での感覚は悪くなかった。ボクは2軍なんで、毎日一生懸命やるだけです」と話した。
開幕は5番打者として迎えたが、戸惑いの連続だった。弱点を徹底して突いてくる日本流の攻め方に適応し切れず、6月6日の1軍登録抹消前には得意なはずの外角を打ち損ねる場面も目立っていた。成績が落ちるにつれ、笑顔を見せることもなくなった。打率2割6分1厘、3本塁打、19打点、2失策。こんなはずではなかった。
辻2軍監督は「ローリングキャッチ? 担当コーチが意識して取り組んでいること。声を出してやっているし、ああいうプレーが出るんだから見て下さいよ」と李の意欲を認めた。韓国最高の打者は1軍でのリベンジに向け本気になっている。【村野 森】
[2007年6月16日9時55分 紙面から]
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