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福留32打席ぶり安打!竜交流戦貯金1

中日福留は6回、森野の本塁打で生還し笑顔でナインとタッチ
中日福留は6回、森野の本塁打で生還し笑顔でナインとタッチ

<ソフトバンク3-4中日>◇2日◇福岡ヤフードーム

 ようやく今季の50安打目が出た。中日福留孝介外野手(30)が7試合、32打席ぶりのヒットを放った。第3打席でガトームソンから左中間へ二塁打。打てなければ00年自己ワーストタイの32打席に並ぶギリギリで打った。主砲がトンネルの出口を見つけ、チームも2連勝。交流戦での貯金を1とした。

 6回、ガトームソンの初球スライダーをたたいた。5月23日のロッテ戦(千葉マリン)の第2打席で二塁打を放った後に快音が消えていた。この日も第1、第2打席は右飛、左飛…。内容に納得できないのか、この日も試合後は無言を貫いた。だが「H」ランプが灯ったことが収穫だった。

 スランプと決別したはずだった。昨季MVPの原動力となった新打法の狙いの1つは不調の時期を短くすること。ムダを省き、すぐ修正できるフォームにした。だが技術だけでは補えないものがある。5月10日の広島戦(広島)でのダイビングキャッチで首と背中を痛めた。「ムチ打ち」のような症状はやがて打撃の要である腰へ…。痛みでフォームを崩した。

 「それは関係ないこと」。言い訳を嫌う福留は口をつぐむ。だがチーム関係者はこう話す。「首、背中、腰(の筋肉)がバリバリに張っている状態。試合中もつらそうだ。本当は休むのが1番いいんだけど…」。それでも出場し、バットを振ることを怖れなかった。この日は第1打席で初球をフルスイング(空振り)。ヒットも初球。不振脱出の糸口を見つけた主砲が、チームを上昇気流に乗せていく。【鈴木忠平】

[2007年6月3日9時55分 紙面から]

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