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堂上兄弟が社会人相手に競演/2軍

守備につく際に言葉を交わす堂上直(左)と剛裕の兄弟
守備につく際に言葉を交わす堂上直(左)と剛裕の兄弟

<社会人野球:中日2軍14-6伏木海陸通運>◇3日◇長良川

 中日の堂上兄弟が、アマチュアにプロの力を見せつけた。3日開幕した第61回ベーブルース杯争奪全国社会人野球大会に、中日2軍として出場。予選リーグ初戦の伏木海陸運送戦で兄剛裕内野手(21)が4安打4打点1本塁打、弟直倫内野手(18)も2安打2打点の活躍で、14-6の勝利を導いた。元中日投手・照さん(55)を父に持つ2人は、切磋琢磨(せっさたくま)しながら1軍を目指している。

 堂上ブラザーズがチームを勢いづけた。初回1死二、三塁から4番・堂上直が先制左前タイムリー。5番・平田が三振に倒れた後、6番・堂上剛が右翼へ2点タイムリーを放った。2人でいきなり3点を叩き出した。

 堂上剛はその後もヒットを量産した。3回の第2打席では直球を弾き返しライナー性の“今季1号”を右翼席中段に突き刺した。この日は4安打4打点の大暴れ。二塁打が出ればサイクル安打となっていた。「(本塁打は)手ごたえはありました。今日は(スイングの)始動を早くした。自分のポイントで振れたことが結果につながったと思う。明日、明後日もあるんで気を引き締めていきたい」と力強く話した。

 兄に負けじと弟も奮起した。初回の先制打に加え、6回にもレフト前にタイムリー。9点目の走者を迎え入れた。「スイングはできているけど、芯(しん)に当らない。差し込まれたり詰まったり、ポイントがずれていた。内容が悪かった。しっかり修正したい」。志が高いだけに、反省の言葉が口をついたが、アマチュア相手に堂上兄弟の存在感を見せつけた。

 兄弟で出世競争をしている。直倫は4番サードで英才教育されているだけに、ウエスタンで出番の少ない兄剛裕も活躍の機会をうかがっていた。仲のよい兄弟らしく、守備につく際に声を掛け合うなど息の合ったところも見せた。1軍のグラウンドで同じユニホームを着る日を目指し、競い合いながらアピールを続ける。【桝井聡】

 ◆堂上剛裕(どのうえ・たけひろ)1985年(昭60)5月27日、愛知県生まれ。愛工大名電で通算46本塁打をマーク。03年ドラフト6巡目で中日入り。1軍経験はなし。181センチ、84キロ。右投げ左打ち。

 ◆堂上直倫(どのうえ・なおみち)1988年(昭63)9月23日、愛知県生まれ。愛工大名電では05年春の甲子園で優勝。高校通算55本塁打。昨秋高校生ドラフト1巡目で中日入り。182センチ、80キロ。右投げ右打ち。

[2007年5月4日9時43分 紙面から]

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