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福留むなし2発4打点、今季2度目3連敗

中日福留は3回、右越え2点本塁打を放ち祝福を受ける(撮影・山崎哲司)
中日福留は3回、右越え2点本塁打を放ち祝福を受ける(撮影・山崎哲司)

<横浜7-4中日>◇29日◇横浜

 中日福留孝介外野手(30)の今季3度目の1試合2発も空砲に終わった。8号2ラン、9号ソロを含む4打数3安打4打点をマーク。9本塁打、24打点でセ・リーグの2冠王に浮上した。だが、チームは攻守に精彩を欠いて逆転負け。今季2度目の3連敗を喫し、昨年の6月7日以来326日ぶりの3位に転落した。

 孤軍奮闘だった。福留は走る速度を緩めずにベースを一周した。3回の先制2ランに続いて放った3点差に迫る7回のソロ。弾丸ライナーで右翼席に突き刺しても険しい表情のまま。03年9月と並ぶ自己最多タイの月間9本塁打にも「負ければ一緒。今の流れを何とかして変えないとダメ」と淡々と話すだけだった。

 落合監督による大幅な打順変更も勝利には結びつかなかった。この日は2番森野、5番中村紀、6番李、7番荒木と大きく入れ替えた。しかし内野安打1本に終わった4番ウッズを筆頭に、打線が機能することはなかった。この日の4点がすべて福留のバットから生まれたことが、その事実を際立たせた。

 打線の不振は生命線の守りにも悪影響を及ぼした。2点先制した3回には1死から井端の今季初失策をきっかけに逆転された。3-3の5回には1死満塁から二ゴロを処理した荒木と井端で併殺を完成させられず、勝ち越し点を許した。

 投打がかみ合わず、9連戦連敗スタートとなった。落合監督は「ストレスはたまりませんよ。(投手陣は)もっともがき苦しめばいい。勝った時の喜びが大きくなる」と淡々。福留は「投手が打たれている時は野手がとってやらないと。そのうち投手も頑張るだろうし。個人個人がやらなきゃ」と自分に言い聞かせるように話した。オレ竜に最初の踏ん張りどころが訪れた。【益田一弘】

[2007年4月30日9時36分 紙面から]

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