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G戦は日本一へのカギ/オレ竜分析
中日はヤクルトとの開幕3連戦を3連勝と最高のスタートを切り、3日からは東京ドームで巨人との3連戦に臨みます。前中日監督で日刊スポーツ評論家・山田久志さん(58)の「オレ竜分析」。原巨人との戦いが悲願の日本一のカギを握るという。
山田久志氏 中日にとっては力通りの開幕3連勝。打線の迫力が増したことは大きいな。井端を1番に据え、荒木、福留、ウッズ。そこに加わった5番の李、6番の中村紀がうまく機能した。2番から7番森野まで続くジグザグ打線は、相手投手にとっても脅威だろう。落合監督も5番についてはかなり頭を悩ませただろうけど、いい形で滑り出したね。
もう1つ、この開幕3連戦では大きな収穫があった。中継ぎ投手をすべてゲームで投げさせることができたことだ。しかも、それぞれが結果を出したことで、開幕前の不安材料だった中継ぎがスムーズにシーズンに入れたことは大きい。抑えの岩瀬へとつなぐ中継ぎ陣にいい結果が出たことで、1点ずつを積み重ねていく本来のゲーム運びをすることができる。打線の破壊力が増しているだけに、ベンチとしては打つ手も増すよね。
さて、3日からは巨人との対戦。FAで小笠原、トレードで谷が加入したことで、かなりの強力打線となったと見ていいだろう。中日は山本昌、長峰の両左腕の先発が予想され、3戦目には川上もあるかもしれない。いずれにしても順調に滑り出した中日投手陣にとって、今度の巨人戦が今季を占う上での試金石となる、というのが私の見方だ。
今年はクライマックスシリーズが導入されたため、中日が144試合で1位になる戦力を有していても、日本一への挑戦権がスンナリ手に入れることができるとは限らない。数年低迷していたチームが、勢いに乗った時の強さは一昨年のロッテ、昨年の日本ハムを見ても分かる通りで、ここ3年で2度、日本シリーズに敗れている落合監督も短期決戦の怖さは身に染みていることだろう。
そして、短期決戦となった場合、もっとも要注意なのは今年の場合、なんとも言えない不気味さを感じる巨人なんだ。それだけに、中日とすればシーズン最初の3連戦では圧倒的な力の差を見せ付けておきたいところ。今年も昨年までと同じよう嫌なイメージを植え付けることが重要だ。中日にとっては先へとつなげる大切な3連戦になるだろう。(日刊スポーツ評論家)
[2007年4月3日9時45分 紙面から]
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