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41歳山本昌、200勝へ準備完了

先発山本昌は5回を投げ4併殺を奪う好投をみせる(撮影・清水貴仁)
先発山本昌は5回を投げ4併殺を奪う好投をみせる(撮影・清水貴仁)

<中日5-0横浜>◇25日◇ナゴヤドーム

 中日山本昌投手(41)が、200勝達成を目指すシーズンへの準備を終えた。25日、横浜とのオープン戦最終戦(ナゴヤドーム)で初先発。5回を投げて5安打を許したが、無失点と好投。持ち味の打たせてとる投球で4つの併殺打を奪うなど、健在ぶりをアピール。4度目の登板でオープン戦初勝利。ベテラン左腕は、今季も投手陣を引っ張る。

 注文通りの併殺打だった。5回1死一、三塁のピンチ。山本昌は、吉村を内角スライダーで遊ゴロに仕留めた。荒木、井端の二遊間が当然のようにダブルプレーを成立させる。表情を変えることなくゆっくりとマウンドを下りる姿に、貫禄が漂った。

 「ランナーが出ればダブルプレーを取りたいけど、今日はたまたま。ただ外野の頭を超えられたヒットも四球もなかったから、まずまず。思ったように球を散らすことはできている」

 山本昌は納得の表情で話した。4回以外は毎回安打を許したが、4つの併殺打で見事に切り抜けた。直球は最速133キロでも、多彩な変化球と抜群の制球力であと1本は許さない。これでオープン戦4試合、14回を投げ2失点で終了。「もう少し球の切れがほしいけど、今日ビシビシ決まっても開幕前は不安になるもの。ちょうどいいところかなと思う」と話した。

 2回からは43歳の横浜工藤と投げ合った。「元気だなと思ってながめていた。工藤さんが年上にいるので、限界説とか新聞に書かれない。刺激というか、助けられています」。そして「どこかで投げ合えればいい」と合計84歳のベテラン左腕対決にも意欲を見せた。

 この日、62球を投げたことで、中4日となるヤクルトとの3・30開幕戦よりも次カードの巨人戦登板が濃厚。今季はあと9勝の200勝達成という大目標もある。「神頼みじゃないけど、うまくスタートが切れればいい。もう少し調整して、あとは自分の体に期待したい」。プロ24年目のシーズンへ、準備は整った。【益田一弘】

[2007年3月26日9時47分 紙面から]

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