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福留モヤモヤ払うオープン戦1号

- 福留は1回、右翼席へ本塁打を放つ(撮影・清水貴仁)
<中日3-5西武>◇7日◇ナゴヤドーム
中日福留孝介外野手(29)がオープン戦1号を放った。1回、西武先発のルーキー岸の内角寄りの直球をジャストミート。右翼席中段へ運んだ。キャンプから取り組んでいるトップの位置を高くするフォーム固めに苦しみ、打率は1割台に低迷。6日の試合後には1時間の特打を行っていたが、モヤモヤに終止符を打った。
打った瞬間、それと分かる一発だった。福留らしい低い弾道のライナーがスタンドに突き刺さった。「いいスイングができました。結果としてホームランになってくれたということでしょう」と福留。言葉は素っ気なかったが、顔には笑みがあった。結果を求められないオープン戦とはいえ、今年、新しく取り組んできたことが形になった。
キャンプ終盤には沖縄・北谷球場の室内練習場に毎日のように特打を行う福留の姿があった。今年のテーマは「継続」。現状維持ではない。MVP、首位打者を獲得、優勝に貢献した自己最高のシーズンだった昨年以上の成績を残すことが福留にとっての「継続」だ。落合監督直伝のバックスピン打法もそのための選択肢の1つだった。
「今日は結果が出ましたけど、まだまだです。いつもいいスイングができるようにならないと。これからも振り込んでいきたい」。福留に浮かれるところはない。順調なら今年8月にはFA権を取得する。オフには野球人生最大の選択が待つ。だが、まずは結果を残すことが最優先となる。節目のシーズンへ、福留が順調な1歩を踏み出した。【伊藤馨一】
[2007年3月8日9時48分 紙面から]
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