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堂上直、オープン戦4番も3Kデビュー

- オープン戦4番デビューも3三振に終わった中日ルーキー堂上直
<中日2-4ヤクルト>◇24日◇北谷
中日の高校生ドラフト1巡目堂上直倫内野手(18=愛工大名電)の初オープン戦は、ほろ苦の「3Kデビュー」となった。落合監督の大抜てきを受け、高卒ルーキーとしては異例の「4番DH」でスタメン出場したが、3打数3三振1四球に終わった。試合は2-4でヤクルトに敗れ、07年初戦を白星で飾ることはできなかった。
痛烈すぎるプロの洗礼だった。2打数無安打1四球で迎えた8回の第4打席。堂上直はカウント1-0からヤクルト館山の直球に反応できなかった。次のスライダーにも反応できず3球三振。この日3つ目の三振を奪われた。「直球を待っていて直球に手が出なかった。それはしようがないことです」。相手はヤクルトのセットアッパー。プロの凄さを肌で感じた。「全力でやりました。しっかり打とうと思っていたけど。この三振が自分の力だと思う」と脱帽した。
今季初のオープン戦。若手主体とはいえ、落合監督の選択は「4番堂上直」だった。それは、12球団一厳しいキャンプを乗り切り、韓国プロ野球との練習試合5試合中4試合で安打を放ったルーキーへの、将来を見すえた「ほうび」だった。落合監督は「18歳で、ここまでケガなくやってきたのは驚異的だで」と説明。「今日のメンバーは目先のことは考えてない。今年の後半か来年に出てきてくれればいい」と加えた。高卒ルーキーの初オープン戦4番は異例。ヤンキース松井、オリックス清原でさえ経験していない。
「4番デビュー」に、黄金ルーキーもさすがに緊張の色は隠せなかった。第1打席でサインを見落とし「頭が真っ白になって分からなくなった」。無我夢中でプロのボールに食らいついたが、これまでとは勝手が違った。「今までは直球中心できてくれていたが、ゲームになると違う」とプロのカベを痛感した。
結果は出なかったが、18歳の顔は輝いていた。「キャンプ前は(古傷の)右ひじが痛くなって終わりかなと思っていたけど、1カ月近くもやれている。もっと日焼けして(高校の)卒業式で、皆に沖縄に行ってきたんだと言われたいんです」。今キャンプ後は3月1日から神戸での教育リーグ(2軍)行きが決定。1軍での練習は残り3日になる。2つの見逃し三振を悔いた堂上直は「課題はしっかり振ること。明日もまた頑張りたい」と初々しく声を弾ませた。【益田一弘】
[2007年2月25日9時50分 紙面から]
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