- 名古屋メニュー
-
- 中日メニュー
-
新人福田が昇格、オレ竜サバイバル開始

- 落合監督(右)が見守る中、北谷球場でフリー打撃を行ったルーキー福田
オレ竜キャンプのサバイバルが3日、スタートした。沖縄キャンプ3日目、落合博満監督(53)が初めて2軍から1軍への選手の入れ替えを指示。高校生ドラフト3巡目福田永将捕手(18=横浜)が第1号として読谷組(2軍)から北谷組(1軍)に抜てきされた。8日からの第2クールには読谷組で調整を一任されていた主力も北谷組に合流する予定。選手の競争心をあおるオレ流サバイバルゲームの火ぶたが切って落とされた。
「昇格第1号」は高卒ルーキーだった。この日、福田が初めて北谷組(1軍)に呼ばれた。同じルーキー捕手でも希望枠の田中ではなく、読谷組(2軍)最年少の18歳。理由は「福田の打撃を見たい」と落合監督の一言だった。今年のポジションで空いているのは外野の1つだけ。それ以外は固定されているだけに、欲しいのは「一芸」。そこで高校通算49本塁打の強打の福田に白羽の矢を立てた。
大抜てきにも、福田は物怖じしなかった。落合監督が見守る中で行ったフリー打撃では82スイングで7本のサク越えを記録。「打撃が『超高校級』という言葉に偽りはないね。キャッチングには改善点は多いけど、プロ2、3年目の城島よりはいいと思う」。ダイエー(現ソフトバンク)時代にマリナーズ城島を指導した田村捕手コーチは、福田の姿を入団当初のメジャーリーガーにダブらせた。
落合監督が掲げている今キャンプのテーマは「若手の底上げ」。若手の台頭でチームを活性化させることはもちろん、走・攻・守の何かで1軍戦力にできる選手の発掘も狙いだ。その候補となった福田も、すぐに読谷組にUターンするつもりはない。「ケガをすれば、すぐに(下)落とされると思う。キャンプの最後まで1軍にいることが目標です。こっち(北谷)はピリピリしていますね」。北谷組初日を終え、充実感いっぱいの表情で話した。
「みんな(報道陣)もおもしろいだろう。変化していくのがわかるだろう。競争相手は1人でも多い方がいい」。落合監督はニヤリと笑って言った。キャンプ3日目にして早くも選手の移動に着手。1月31日の全体ミーティングで選手に予告した1、2軍の頻繁な入れ替えをスタートさせた。新しく上がってきた選手の加入で、サバイバルレースは激化する。オレ流監督はそれを楽しんでいた。
8日の第2クールからは現在マイペース調整を行っている福留、井端、森野ら野手の主力10人が北谷に合流する予定。単純計算でも現時点で北谷にいる10人が第2クールから読谷行き…。「何か」を示せない選手は脱落することになる。「皆にチャンスがある。平等にチャンスがある」と落合監督。アピールする時間が限られているだけに一時も気は抜けない。壮絶な生き残り合戦が幕を開けた。【益田一弘】
◆福田永将(ふくだ・のぶまさ)1988年(昭63)7月23日、神奈川県横浜市生まれ。野球は小1から「緑中央リトル」で始める。中学では「緑中央シニア」所属。横浜高では1年春からベンチ入り。同年夏に右ひじを痛めて一塁に転向したが、完治した2年夏から正捕手。昨春センバツでは主将として優勝を経験。家族は両親と兄、姉。181センチ、80キロ。右投げ右打ち
[2007年2月4日9時50分 紙面から]
- 関連情報
最新ニュース
- 中田が開幕ローテ入りへ83球 [4日21:20]
- 主力組の読谷球場大盛況 [4日13:56]
- エース川上がリタイア1号 [4日09:51](写真あり)
- 李炳圭が初のサク越え [4日09:52](写真あり)
- 堂上直、連日のハードメニュー消化 [4日09:55](写真あり)