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コーチもあきれた?浅尾、脅威の変則投法

- 北谷球場でブルペン投球を行ったルーキー浅尾
中日の大学・社会人ドラフト3巡目・浅尾拓也投手(22=日本福祉大)が28日、ネット裏から視察した森繁和バッテリーチーフコーチ(52)をあきれさせるほどの潜在能力を見せた。沖縄合同自主トレ2日目のこの日、北谷球場のブルペンで捕手を座らせて25球の投球練習。切れのある速球はもちろん、変則的なフォームでも釘付けにした。
視察のため北谷球場を訪れ、ブルペンで浅尾の投球を初めて見た森コーチは、あきれたような口調で言った。「あいつはピッチャーか? よくあの投げ方であんなボールが投げられるな…」。テークバックとフォロースルーが極端に小さい野手のような変則的なフォーム。それでいて切れのある速球を投げる右腕は、特異な存在でもあった。
「投手を始めた時からこの投げ方。自分が1番投げやすいように投げているだけなんです」。驚く周囲とは対照的に、浅尾はクールに話した。高校2年で捕手から投手に転向。愛知大学野球リーグ2部の日本福祉大に進学たこともあり、専門家の指導をほとんど受けることなく、我流を貫いてきた。それだけに、まだまだ「のびしろ」はある。
これまで「見たこともない」ようなフォームから投げられる最速152キロの速球で浅尾が豊かな潜在能力は証明した。「逆に言えば、ちゃんとした投げ方をすればどうなるのか楽しみだ」と森コーチ。大学生とはいえ、即戦力というよりも将来性が期待されているダイヤの原石が、プロのキャンプでどう磨かれていくのか注目だ。【鈴木忠平】
[2007年1月29日9時46分 紙面から]
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