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3回7K!吉見ローテ入りへ名乗り

- 紅白戦に先発した吉見は好投をみせる(撮影・清水貴仁)
中日の希望枠ルーキー吉見一起投手(22)が、来季の先発ローテーション入りへ猛アピールした。19日、ナゴヤ球場で行われている秋季キャンプ初めての紅白戦の紅組先発として登板。直球とスライダーを低めに集め3回を1安打無失点、7奪三振の快投を見せた。9月にプロ初先発初勝利を挙げた右腕が圧倒的な力を見せつけた。試合は2-2のドローに終わったため、試合後には、落合監督から両チームに「罰走」が科せられ、第3クールが終了した。
触らせない。吉見が、次々とバットに空を切らせた。直球と得意のスライダーが低めに決まる。1回1死から4者連続、味方の失策を1つ挟んで2回2死から3者連続三振。2回2死一塁では、スライダーで沢井を仕留めると右手をグッと突き出した。相手は若手中心とはいえ、7個の三振はすべて空振りで奪った。球界屈指の投手陣の中でローテを狙う投手の力だった。
「全体的に狙ったところにいった。でも打者は(キャンプで)打撃マシンしか打ってないので(7三振でも)何とも思わないです」と謙そんしたが、直球は最速142キロ、低めの制球も抜群だった。高橋投手コーチは「(9月に)1軍で結果を出して自信をつけたんじゃないか。以前とは球が見違えた」とほめた。
秋季キャンプでは、自分の投球フォームのビデオチェックを日課としている。午後のウエートトレーニング前にその日の動きをチェック。「頭が左に流れないように確認しています。頭をまっすぐに、軸がぶれないように。うまく投げるきっかけがわかりはじめてきた」。試行錯誤の中で充実した時間を過ごしている。
9月にプロ初先発初勝利を挙げた1年目は4試合で1勝、防御率2・70で終えた。低めの制球に定評があるが、今キャンプでは「打者の胸元、ハイボールにもチャレンジしています。来年につながるようにしたい」と投球の幅を広げることに余念がない。来季の目標に「1軍定着」を掲げている吉見が、2年目の大ブレークを狙う。【益田一弘】
[2006年11月20日9時52分 紙面から]
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