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M5竜、川上で痛い黒星

川上は2回、広瀬に3ランを浴び悔しげな表情(撮影・小原英明)
川上は2回、広瀬に3ランを浴び悔しげな表情(撮影・小原英明)

<広島4-1中日>◇5日◇ナゴヤドーム

 「言うこと、一緒だで。あと5つ。それだけ」。敗戦後、落合監督は笑みを浮かべてこれだけ言うと会見場を後にした。時間にしてわずか5秒。今季最短の会見だった。エース川上を中5日で先発させ必勝を期したが、主導権を握ることなく完敗。連勝は3でストップ。マジックは5で停滞した。重いムードが漂った。

 誤算の始まりは2回だった。新井、前田に連打を許すと、続く広瀬に初球のスローカーブを左翼席に運ばれた。さらに4回には無死二、三塁で松本に左前に落ちるタイムリーを打たれた。「悪いなりに何とか修正できたけど簡単に先取点を取られてしまった」。7回4失点で7敗目を喫したエースは反省しきりだ。

 川上の今季5度目の中5日先発の裏には、苦しい台所事情があった。順番通りなら、この日の先発は佐藤充。だが前日に登録抹消されたように、本調子ではない。加えてこの日、エースを登板させれば12日の阪神戦(甲子園)に万全の中6日で登板可能となる。146試合トータルで戦うオレ流らしい発想ではあった。

 これでこの日のヤクルト戦が雨天中止となった阪神とは2・5ゲーム差となった。だが、中日が残り9試合を5勝4敗で乗り切れば阪神が残り5試合を全勝しても追いつかれることはない。最短Vは8日。エースで喫した1敗は痛いが、オレ竜が圧倒的に優位に立っていることに違いはない。【伊藤馨一】

[2006年10月6日9時50分 紙面から]

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