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岩瀬がプロ17人目通算100セーブ達成

岩瀬は通算100セーブ目をあげガッツポーズ(撮影・清水貴仁)
岩瀬は通算100セーブ目をあげガッツポーズ(撮影・清水貴仁)

<中日4-2巨人>◇30日◇ナゴヤドーム

 中日岩瀬仁紀投手(31)が30日の巨人戦(ナゴヤドーム)でプロ野球17人目の通算100セーブを達成した。2点リードの9回に登板し、チームの対巨人9連勝と球宴を挟んで7連勝のゲームを締めくくった。3年前から抑えに転向した鉄人左腕が、また一つ、勲章を手にした。

 9回も簡単に2死を取った。そして代打仁志の打球は詰まった三遊間へのゴロ。これを井端が処理し、一塁で間一髪アウトになった瞬間、岩瀬は左のこぶしを握り締めた。

 区切りの通算100セーブはチームの巨人戦9連勝と球宴を挟んで7連勝という派手なオマケもついた。この試合を最後にチームは長期遠征に出る。「何とか名古屋で達成したかったのでよかった。こういう展開にしてくれた野手と投手に感謝しています」。お立ち台の鉄腕は照れくさそうにしながらも、喜びを隠さなかった。

 抑え転向3年目となった今季のスタートは苦しんだ。開幕戦で敗戦投手となり、4試合目も失敗した。「今年は春先からいつも以上によくなかったですね」と振り返る。無理もない。入団から7年連続で50試合以上に登板してきた。春のキャンプでは左腕が上がらなかった時期もあった。「勤続疲労」は、想像以上に岩瀬の体をむしばんでいた。

 それを乗り越えさせたのは精神面の強さと常に怠らない体の手入れだった。「ダメだったことはすぐに忘れるんですよ。どこでどうなったとは分からなけど、結果が出てきてよくなったのかなと」。そう話したが、かかりつけの治療院に通い、体調の整備には細心の注意を払った。気がつけばいつもの鉄腕に戻っていた。5月9日の日本ハム戦(札幌ドーム)を最後にここまで20試合連続無失点を継続中だ。

 就任時から抑えを任せてきた落合監督は岩瀬について「ウチは先発が頑張ってダメなら中継ぎ任せる。最後には絶対的な存在がいる」と全幅の信頼を寄せる。岩瀬の次の目標はV奪回&胴上げ投手。「区切りまできたので、これからは次の目標に集中していきたいと思います」。そう言って表情を引き締めた。【伊藤馨一】

 ▼通算100セーブ=岩瀬(中日) 30日の巨人15回戦(ナゴヤドーム)で今季26セーブ目を挙げて達成。プロ野球17人目。初セーブは、99年6月23日の巨人13回戦(ナゴヤドーム)で記録している。

[2006年7月30日22時25分 紙面から]

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