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オレ竜猛打でG戦22年ぶり8連勝
<中日11-1巨人>◇29日◇ナゴヤドーム
首位を走る中日の連勝が止まらない。17安打で11点を奪い巨人を圧倒。このカードは22年ぶりの8連勝。引き分け、球宴を挟んで6連勝と白星街道をバク進。2位阪神が敗れ、5・5ゲーム差。オレ竜がノンストップモードに突入した。
右へ、左へ、真ん中へ、ナゴヤドームに響く快音が止まなかった。1点リードで迎えた3回、井端の右翼線二塁打を皮切りに、福留、ウッズ、アレックス、森野、谷繁…。怒涛(どとう)の6連打で4点。さらに荒木にも2点タイムリー。打者11人で6点を奪った。
先発野手全員安打、全員打点の猛攻で6連勝。対巨人戦は実に22年ぶりの8連勝だ。「選手というのはHマーク(ヒット)がつくのが1番の薬なんだ。ただ先に点を取られたらこういう展開にはなってない」。試合後、落合監督は会見場に入ってくるなり打線の爆発に笑顔を見せてから、試合の分岐点を振り返った。
ポイントは2回の攻防だった。巨人が無死満塁のチャンスを逃したその裏、1死一塁で谷繁の投ゴロをグローバーが二塁へ悪送球。一、二塁となり、英智が先制打を放った。「ちょっとしたエラーだったな。守ったか、守らないかの差だな」。さらに3回の猛攻で巨人は2番手に起用した栂野について「ゲームを捨てたのかなあ。前田だったらどうなっていたかな。流れを止めるのは新人には荷が重いんじゃないかな」と原さい配を語る余裕まで見せた。
4月は原巨人に最大5ゲーム差をつけられていた。交流戦までの対戦成績も2勝4敗。だが、関係者によれば落合監督はその強さを認めた上で、失速を予想していたという。「あれで1年間(体が)持つのかな。若い選手が多いし、パンクしちゃうんじゃないか」。結局、立場は完全に入れ替わった。阪神が敗れたため2位と5・5ゲーム差。巨人を踏み台に、独走態勢をさらに固めそうだ。【鈴木忠平】
▼中日が巨人戦で8連勝したのは、73年2~9回戦の8連勝、84年2~16回戦の14連勝(1分け挟む)に次いで22年ぶり3度目になる。今季の中日は本拠地ナゴヤドームで29勝13敗1分けの勝率6割9分で、岐阜、金沢での試合を含めるとホームの勝率は7割5厘。ナゴヤドーム完成後、中日が優勝した年の本拠地勝率は99年が6割9分4厘、04年が6割6分2厘。今年も本拠地で高勝率を記録し優勝を目指している。
[2006年7月30日10時5分 紙面から]
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