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川上6勝、オレ竜2位浮上

8回を投げ切りガッツポーズでベンチへ戻る川上(撮影・岡潤一)
8回を投げ切りガッツポーズでベンチへ戻る川上(撮影・岡潤一)

<中日3-1オリックス>◇30日◇スカイマーク

 エース川上が清原を封じた。内角胸元を遠慮なくえぐって3打数無安打。オリックス打線のキーマンに仕事をさせず8回を5安打1失点。ハーラートップに並ぶ6勝目でチームは3連勝、巨人を抜いて2位に浮上した。

 男と男の勝負に遠慮などない。同点の6回、清原の第3打席初球。川上が“聖域”となっていたポイントへ142キロの直球を投じた。内角胸元すれすれのボールに清原は思わずのけぞった。2球目から外角への変化球で追い込むと、最後は内角ストレートで空振り三振に仕留めた。16日のこのカードでは4安打完封したが清原は不在だった。「やっぱりあの人が入ると打線の雰囲気が違う。クルーンからも打っていたし…」。27日横浜戦では逆転満塁サヨナラ弾を放った要注意人物に、厳しい攻めを挑み、勝利につなげた。

 この1球を投げられるかがカギだった。試合前、関係者は清原についてこう分析した。「内角の胸元を攻めないと打たれる」。4月、日本ハム・ダルビッシュに死球を受けた後、清原は怒りの警告を発していた。それでも攻める必要があった。川上には抜群の制球力があり死球の心配はまずない。谷繁にも迷いはなかった。「何度も対戦してイメージがある。いつも通りに攻めた」。内角を意識させて踏み込ませない。1打席目は中飛、2打席目は空振り三振。巨人時代と同じ配球で3打席を封じた。交流戦後半はエースが清原を沈黙させ、最高のスタートを切った。【鈴木忠平】

[2006年5月31日9時50分 紙面から]

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