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立浪「落合超え」2372安打も「もういい」

- 立浪は落合監督の記録を更新する2372本目の安打を放つ(撮影・黒川智章)
<日本ハム4-3中日>◇11日◇札幌ドーム
中日立浪和義内野手(36)が11日の日本ハム3回戦(札幌ドーム)で2安打をマーク。通算2372安打として、歴代9位だった落合監督の2371安打を抜いた。
立浪がオレ流を超えた。延長10回2死一塁。日本ハム・マイケルの外角変化球に食らいついた。体を開かずに中前へ。一、三塁とチャンスを拡大する一打は通算2372安打目。得点にこそ結びつかなかったが歴代9位だった落合監督の2371安打を抜き去った。
通算2370安打でこの日を迎えていた。「あと1本? そういうことはいいんです…。まあ2本打ちますよ」。試合前にそう宣言していた通り、1点を追う7回に中前打で並び、そして延長10回の打席で抜き去ったが、チームはサヨナラ負け。試合後は「もうそういう(記録の話は)いいです」とだけ話した。
88年、立浪が中日に入団した時、不動の4番として君臨していたのが86年オフにロッテから移籍した落合博満だった。「昔からプロ中のプロという感じ。他の選手とは全然違っていた」と立浪は振り返る。キャンプ中、遠征中、ホテルの自室でバットを振る。関係者の間ではこの伝統は落合が持ち込み、立浪が受け継いだと言われている。オレ流を肌で感じ、吸収して、一流への階段を上っていった。
立浪の帽子のひさしの裏にはこう書かれている。「耐えて、勝つ」-。落合監督からレギュラー特権をはく奪された今季、スタメンから名前が消えることも珍しくない。それでもその度に代打で結果を出し、スタメンに復帰している。落合超えを果たした立浪の闘いに終わりはない。【鈴木忠平】
[2006年5月12日10時6分 紙面から]
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