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オレ竜、自滅で4差後退

投手交代時にボールを高く上げる落合監督(撮影・野上伸悟)
投手交代時にボールを高く上げる落合監督(撮影・野上伸悟)

<巨人5-3中日>◇28日◇東京ドーム

 落合監督はあきれたように笑っていた。「おもしろい野球を見せてもらった。みんな(報道陣)も初めてだろう? こういう野球は。オレも30何年やってきて初めて見た」。首位決戦初戦はバッテリーエラー、暴走などミス連発で自滅。その表情は怒りを通り越し、あきれていた。

 決勝点を献上した場面が象徴していた。同点の4回。無死一、二塁とされたところで先発マルティネスをあきらめ朝倉を投入した。死球で無死満塁。そして上原への4球目。アウトコースへの直球が捕手小田の左腕を直撃。捕逸で勝ち越し点をプレゼントした。

 「サインミス。スライダーのサインでした」と朝倉はうつむいた。1回、上原から3点を奪う最高のスタートを切りながらマルティネスの2度の暴投などでアッサリ同点とされた。正捕手谷繁を休養させるはずの試合でバッテリーエラーは計4個。さらに2点を追う8回無死二塁では代走藤井が浅い右飛で三塁を狙ってタッチアウト。高代野手総合チーフコーチが「あそこで好走塁はいらない」と振り返った暴走で竜の自滅ショーは終わった。

 昨季と立場が逆転したようなゲーム運びで対巨人3連敗。ゲーム差は4に開いた。落合監督は「ミスはある。なくしていけばいい。この負けは尾を引くもんじゃない」と言い残してバスに乗り込んだが、さすがにショックは大きい。【鈴木忠平】

[2006年4月29日11時9分 紙面から]

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