- 名古屋メニュー
-
- 中日メニュー
-
福留「突貫工事」で開幕目指す

- 打撃練習を行っていた福留(左)は落合監督の指導を受ける(撮影・清水貴仁)
中日福留孝介外野手(28)が「突貫工事」で開幕を目指す。28日、ナゴヤドームでの全体練習終了後に約1時間の特打。その後、落合監督から約15分の直接指導も受けた。「イメージとのギャップがあります。すぐに埋めるのは難しい。少し時間がかかるかも」。福留が吐き出したコメントが現在の状態を表していた。
「世界一の代打」が苦しんでいる。WBCでは準決勝・韓国戦で均衡を破る先制2ラン、決勝キューバ戦では世界一を決定付けるダメ押し2点適時打。だが裏側では不安を抱えていた。確実性アップを目指して昨秋から取り組んでいるコンパクトな新フォームは未完成のまま。WBCの1、2次リーグで結果を残せなかった原因もそこにあった。
WBC後、チームに合流した24日にも約1時間の特打。激戦と移動の疲れが残る中での打ち込みは、フォームが固まっていない不安の表れでもあった。オープン戦のチーム防御率は1・54と驚異的だったが、チーム打率は12球団最低の2割2分9厘。得点力不足解消へ福留の復調が欠かせないだけに、この日の特打には悲壮感が漂っていた。
復調へのヒントもつかんだ。特打終了後に落合監督から右足を踏み出した際にかかとに体重が乗っているため、腰を引いてバットを振っていると指摘され素振りでフォームを修正。「自分では、なかなか気付きにくいこと。参考になりました。開幕までに時間を見つけて打ち込みたい」と福留は前向きに話した。【伊藤馨一】
◆福留の新打法 昨秋から「確実性アップ」をテーマに打撃改造。従来のフォームと比べて(1)グリップの位置を高く、あらかじめ顔の横まで引き上げた。(2)構えたバットを出しやすいように寝かせた。(3)バットをスイング途中でも止められるようにスタンスを狭くした。(4)踏み出す右足の動きも小さくした。昨年まではボールに差し込まれることが多かったため、動作をなるべく少なくすることで無駄を省き、ミスショットを減らすことが狙い。フォームのモデルは広島の前田智徳。
[2006年3月29日9時47分 紙面から]
最新ニュース
- 中田、開幕最後の実戦登板で不安残す [29日09:53]
- ベテラン山本昌は万全調整 [29日09:54]
- 新2番のルーキー藤井に重圧!? [29日09:55]